今年最後のごあいさつ

街全体が年の瀬の雰囲気に包まれるようになってきたのを感じます。
皆さま、お変わりありませんか。




おかげさまで、先日我が子が1歳の誕生日を迎えました。
生まれてくれる前は、もっと穏やかな子どもとの暮らしを想像していました。
ですが、言葉を持たない子はよく泣くのが当たり前のことで、
1日中動き回る子どもと向き合うのは、驚くほど体力と気力がいるのですね。
ほんの少し目を離す間にハッとさせられるような気の抜けなさ。
その立場になってみないとわからなかった大変さを実感しています。





それでも、おもしろおかしな出来事で楽しませてくれたり、
気づかされることもたくさんです。
小さな身体で日々周りのものからさまざまな事を吸収しているらしい姿は愛らしく、
また人にもともと組み込まれている習得していく力に感心されたり。
絵本を読む時間も子どもから気づかされることの多いことのひとつ。
以前は当然ながら大人目線で時々絵本を選んでいましたが、
やはり子どもが好きな本は違う。
子どもの気に入った本を、飽きるまで読んでやるうち、
私自身も、言葉のリズムや音、絵の面白さが身に染みてゆき、
その本の魅力にいつの間にかはまっています。
まだ内容をわからない小さき者を惹きつける絵本の力もすごいし、
新しい楽しみになりました。




こんな感じで息子との時間を過ごしていると、
1日1日があっと言う間で、今日も何もできなかったなーと思う日々。
しばらくはこれぐらいのペースとなりそうですが、
来春3月には、2年ぶりの特別展示(企画展)も予定しています。




今年は明日が最後の営業日、本当に少ない営業日数となりましたが、
ありがとうございました。
2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。