雨の1日

国立新美術館
先日入館に失敗し、昨日入館に成功。
ただいま、「異邦人たちのパリ」展中。
ミュージアムショップ、カフェなどは
入館料なしで誰でも(たいてい)自由に入れます。
     

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額賀章夫 陶展
うつわ楓さんにて
4月4日(水)→9日(月)
昨日初日、額賀さんご本人もいらしていました。
私は、額賀さんの白磁の器にとても深みを感じ、強く惹かれます。
ぎゅっと濃縮された何かを感じるのです。
今回、白磁がなかった点は少し残念でしたが、
額賀さんらしい器が、いろいろと並んでいました。
     

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赤木明登 内田鋼一展
桃居さんにて
2人の作家さんによる、
漆や土を使った、平らな作品が並んでいました。
私は器の場合、
あまり人の強い意図が感じられない(ように作られた)、
素材そのものを感じられるものに惹かれることが多いです。
この作品展では、
手が施されていくことで素材感が消されていき、
それによって作り手の意思が「人工物」となっていく過程が
手にとれるようで、また存在感もありおもしろいです。
そして「人工物」になることによって、
逆説的に素材感が際立たせられているものもあります。


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「さかむら」antique & cafe(西麻布)
12:00ー22:00(日、月休み)
初めて立ち寄りました。
バゲットを頼んだら、バゲットの半分にトマト、
もう半分にしらすがのって出てきて、
少しだけ(ん?)と思いましたが、食べたらおいしい。
(一安心..)
そして、ほっそりな坂村さん(店主)は、話していると楽しい人。
おいてあった、ある中国の古い白磁
よく言われる中国らしいものではなく、
変わった質感と、
四角い平らな器の内側に四角くけずられたラインが微妙で、
今も気になってしまいます。
(写真がないとわかりにくいですね。
欲しかった..私には高かった..)


古いものに囲まれて、静かにゆっくりできるお店です。