陶芸家・石田誠さんに会いに

愛媛県に暮らす陶芸家、石田誠さんの工房に伺いました。
石田さんの工房は、
松山のある山の入り口辺りの(何かややこしくてごめんなさい)、
川のせせらぎが聴こえてくる場所にありました。
晴れた日で、辺りはこんな気持ちのよい景色でした。



少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
私が石田さんの「焼きしめ」の器に初めて出会った時、
それまでの器観を一気に変えられてしまいました。
器は見かけではない、
ただそれだけの当たり前のことに、はっとさせられました。
土を固めて焼いただけのようなのに、深みがある。
深みを作り出している石田さんの器作りの姿勢は、
あとになって気付くようになりました。


石田さんとゆっくりお会いしたのは初めてですが、
半分以上は世間話みたいなものをしていたような。
けれど、
石田さんの器について今まで思っていたことをつたないながらお話し、
それへの応えによって思っていたことに確信が得られました。
ただそれだけでも、今回はよかったと思います。


石田さんの工房からは、
いくつか器も仕入れてきました。
バス、飛行機に一緒に乗って、
大切に連れてきたものです。
(作家さん方に送って頂いて届いたものも、
もちろん、大切な品々です。)
明日からお店に並びますので、
どうぞ見にいらしてください。


また、明日、明後日と、
砥部焼まつりがあり、石田誠さんも参加されるそうです。
行かれる方がいらっしゃるかどうか...
もしもいらっしゃいましたら、
石田さんにも会えるかもしれませんね。


それにしても、
旅の終わりは、いつも名残り惜しい気持ちです。