もうすぐTrabvel on the table

皆さま、こんにちは。
東京はこのところあたたかな日もあり、本格的な寒さの前触れのようでもあります。


いよいよ12月5日(土)、6日(日)は、Travel on the table です。
このイベントについてご紹介をいたしますと(ご存知の方はこの段落を読み飛ばし、次の段落で合流なさってください)、
陶芸家の吉田直嗣さんとteteria主催の大西進さんによるイベント兼展覧会、
お二人は各地でこの活動をされています。
吉田さんの器で大西さんのお茶を楽しむ、究極のマリアージュ
お二人の関係性なくしてあり得ない、最強の組み合わせです。


空音での過去3回の「Travel on the table」を通じて思うのは、
このイベントは、いらしてくださった方々の参加により、その場が形作られるものだということ。
そして、その時に、その場所でしかありえない空気そのものまでを楽しむものだということ。
大袈裟かもしれませんが、まさに音楽のライブに近いイベントだと思うのです。



今回、吉田さんの器は白(白磁)ばかりがずらりと並ぶ予定です。
黒い器を長く作られてきた吉田さんの白い器は、「理由なんて必要ないでしょ」と後押ししてくれるような器で、
作家性を表しながらも、
複雑な今の時代における、意味性のしがらみから解放してくれるような軽やかさも感じます。


お茶をこよなく愛する大西さんがいれてくれるお茶はいつもおいしくてきれいで、
楽しいおしゃべりあれこれを通して、
お茶の奥深い世界まで心地よく連れていかれるのに委ねてしまいます。


今年のテーマは ”white christmas” ですが、
ちょっとベタなものをあえて選ぶあたりはこのお二人です。
ご来店の予約は不要でございます。
Travel on the tableにおいでになったことがある方も、
初めて聞いたよという方も、
何度も通ってくださっている方も、
ぜひそろって遊びにいらしてくださいませ。


おいで頂く際のことを考えると滅相もないことではありますが、
キンと冷えるような2日間になり、あたたかで密な店内で思い思いにTravel on the tableを体感頂けたらと願いながら、
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。