Travel on the table 後

先週12月5日、6日には「Travel on the table」へ多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。
初日の5日は雨の降る寒い日で、最終日の6日は冬と思えない程のあたたかさでしたが、
足を運んでくださった皆さま方へ感謝申し上げます。
また「行きたかった」けれど、ご都合で、あるいは怪しげなイベントに思えてきて、
お越しになれなかった皆さま方にもお礼申し上げます。またぜひ次の機会に遊びにいらしてくださいませ。



さて展覧会後、常設展示の品々に、吉田直嗣さんの白い器と、teteria大西さんのクリスマスのお茶が加わりました。

仲間入りした吉田さんの白い洋皿、これが何とも気持ちがいいのです。
かたちがどうとか、お料理を盛りやすいのがどうとか、そういう理由を必要としない器なのではないかと感じるのです。
もちろんこのお皿は、かたちも大きさも使いやすく、スマートに重ねられるし、手触りもなめらかで、使い手視点から完璧です。
でも、この器に惹かれる理由はきっとそれ以外の部分です。
今の時代の重い空気に、この1枚のお皿で少し軽やかになれる。器ってやっぱりいいいものだな、と改めて感じます。
ぜひこの気持ちよさを手にしていただけたら嬉しいです。



クリスマスのお茶は「ノエルルージュ」。少しスパイシーで、冬の特別なお茶です。
今日は、先週teteria大西さんが皆さまにお出ししたこのお茶を、吉田さんのティーカップにいれてみました。
teteriaさん程おいしく上手にいれられませんが、
今年いっぱいは空音へ来てくださった方へ、このお茶をおだししようと勝手ながら思っております。
残念ながら、今日はまだお客さまがいらしていませんので、
どなたか一番のりしてくださる方をお待ちしているところです。


家にこもる時間も楽しい冬ではありますが、お外へお出かけの際はぜひ当店へ遊びにいらしてくださいませ。
小さな店内は、冬らしいゆったりとした時間が流れています。