ひと足早く

もう11月ですね。
今年もあと2ヶ月、というこの時期になると、
毎年驚く程あっと言う間に過ぎていきますね。


以前よりご案内いたしております通り、
今月から再来月まで展覧会を予定しています。
・11月 travel on the table(teteria大西進さんと陶芸家・吉田直嗣さんのイベント)
http://www.ku-ne.com/page/main/exhibition/1011/exhome.html
・12月 今野安健 展(個展)
http://www.ku-ne.com/page/main/exhibition/1012/exhome.html
・1月 小谷田潤 冬の器 展(個展)


この秋冬にイベント・個展をお願いしている皆さんは30代の若い作家さんです。(空音でお取り扱いしている作家さんはほとんどそうなのですが。)
わりと無茶なことを言い出す私の無理なお願いや挑戦的なことに、作家さんにご理解やご意見をいただきながら、冬の個展シーズンを迎えます。


私はポスト団塊ジュニア世代で、雑貨屋ではなく純粋な器屋の中では今のところ若輩者だと思います。
雑貨屋と器屋は、同じように扱われる場面も多くありますが、基本は分野が違うものですし、
まだまだ未熟ですが器屋であることを大切に思っています。
そして、おそらくこれまで器屋を営まれてきた方々はひとえに、器をもっと自由に選び気軽に使っていただけたら、という願いを持ってこられたと思いますし、私も同じように願っています。
いろいろな理由から作家ものの器をお取り扱いし、しかも週末のみの営業ですので、
空音へお客さまがふらりとおいでくださって、ふらりと器を手にして頂くことが思い描きにくいお店です。
それでも、器がお好きな方や意識的に日々暮らしをされている方以外の方々の暮らしにも、
作家ものの器(しっかり長く使えるいい器であればある程いいと思います)がもっと根付いてくれたらいいなと思います。
どの家にも普通に作家ものの器が1つや2つあって、いつも棚にそっとおかれ、普段は何も意識されていないけれどよくその器が使われている。そんな光景には明るい光のようなものが感じられます。


なかなか長い道のりであることは承知で、同世代の陶芸家の方と一緒に、私も多少建設的なことをやってみようと思ったのが、この冬の個展シーズンの始まりでした。
わりと無茶なことを言い出す私の無理なお願いや挑戦的なことに、作家さんにご理解やご意見を頂きながら、記憶に残る展示になるよう私も準備を進めています。


一足先に、こちらが今進めているDMです。
travel on the tableは、teteria大西さんと陶芸家吉田さんが撮影してくれた写真が素敵だったので、冬らしく仕上げました。あともう少しでお届けできると思います。



今野安健 展のDMは、2種類を準備中です。1つはチラシのような感じで、特別企画「器の生まれる風景」(今野安健さんのお話会)のお知らせを中心に載せています。ここからまたもう少し手直ししていく予定です。




DMをご希望くださる方は、当店サイト・左側よりメールにてお気軽にお知らせくださいませ。
http://www.ku-ne.com/page/main/news/newshome.html
当店でご住所を頂いております皆さまは、お届けまでもう少々お待ちいただけたらと思います。