ふたたび日常

暖かかったり、涼しかったり、風が強かったりのGWでしたが、
お仕事やボランティアをなさっていた方もいらっしゃると思います。
みなさまはいかがお過ごしでしたか?



遅ればせながら私はGWの中盤には、
Blue Note Tokyoでのライブに初参加してきました(もちろん聴く人として)。
演奏がすばらしければうっとりしながら皆で拍手喝采して讃え、
それがまた演奏を盛り上げ、異次元に入り込んでいってしまうようで。
前回の演奏の方がよかった、という事も時にあるけれど、
ライブならではの、
その時そこにしかないものの中に含まれていられることの充足感や、
音が身体の中を通り抜け、浄化されていくような束の間の感覚に満たされて、
また日常に戻ってきました。



お店では先々週より、小鉢展後も引き続きご覧頂ける器が加わりました。
中央の大きいテーブルではひっそり、白い器特集をしています。
ここでは、石田誠さんと吉田直嗣さんの器を中心に並べています。
白といってもいろいろ、
一同に並べることでその違いを見て頂きやすくなっているかと思います。





小鉢展後も引き続きご覧いただける器が加わっています。
川口武亮さんのたわみの小鉢。灰釉のもの。





吉田直嗣さんの三角鉢。黒。



そして、吉田さんの新しい世界を垣間みるような白磁も。
端正で上品な姿。さわやかで深みのある釉薬もおたのしみください。








石田誠さんの南蛮焼締のすり鉢と、注器。注器は花器としても素敵です。








こちらは、小鉢展以前からのお品。川口さんの楕円の板皿。
初夏になったので、この鮮やかな一品をまた並べています。
取り皿としても、野菜や果物などを盛っても。








小鉢展に参加してくださった4人のうち、竹本ゆき子さんの器がないねとお気づきの皆さまに。
実はこちらは来週器を買い取り、5月28日(土)より店頭に並ぶ予定です。
どうぞたのしみにお待ちください。


昨冬頃からご案内しておりましたが、ようやく念願の買い取りとなります。
久しぶりに、ライブと同じぐらい胸が高まる楽しみな行事であります。
もしも竹本さんの了承をいただけたら、
どんな風に器選びしているかの写真も後日ご紹介したいと思います。



器を通して「便利・不便」といった尺度以外の物差しが時々加わることで、
1人でも多くの方に今の暮らしの中に気持ちよい風をお届けできることを願って、
5月も皆さまをお待ちしております。