田谷直子展 2012 

梅雨入りとともに、田谷直子展が始まりました。
オープン6年目にして初の個展は私自身も待ちに待った展示で、
わくわくどきどきしながらこの日を待っていました。


今日はあいにくの雨でしたが、楽しみに待ってくださる方が多く、
田谷さんらしい穏やかな雰囲気の中スタートできたことを嬉しく思っております。
きれいなルリの器と、やわらかな灰釉の器、
くっきりとしたトーンの展示となっています。



田谷さんのご自宅の山あじさい。
ご自身がお持ちになり活けてくださいました。
小さな花びらがとても愛らしく、田谷さんの器によく合います。


水切れもよく、多国籍な雰囲気の愛らしいポットや急須。
少しずつ形も異なるので、お好きな形が見つかるとよいですね。



同じアイテムも、1点1点ゆっくりと見ていたくなるような器が並びます。





高台を見せた、今回初挑戦の器。
小振りで華奢な姿と土の質感と釉薬の流れに心奪われました。
とても素敵です。





こちらに掲載している器の中には、
すでにお品切れとなっているものもございますが、
田谷さんのお手元にあるものは
様子を見ながら追加してくださる予定です。


器は人が作るもの。
しっくりくるものとの出会いは縁でもあります。
会期中雨の日が多くなりそうですが、
どうぞたのしみにしながら足をお運びくださいませ。