陶芸家を訪ねて山へ行く

明日あたりからまた寒いみたいですね。


空音の3月のお菓子のイベントにむけて、
この2日間、高尾山周辺の3人の作家さんのところまわりをし、
すっかり営業マン気分でした。


お菓子のイベントにも参加予定で、
新しく空音に仲間入りする竹本さんは、
青木亮さんが使っていた藤野の工房で器を作っています。

対後車とすれちがえないような
山の道をしばらく行った先にたどり着く工房は、
周りに本当に何もなく、とても静かな場所にあります。
人の力を越えたものの力を強く感じる場所だと思いました。


竹本さんの作品を見せてもらう時、
家の中は暗いからと、作品を外に並べてくれました。
とてもお天気のよい日で、
あたたかな日射しの中で器を手にしていると、
外にいるのはすごく気持ちいいなあ、と久しぶりに思いました。
最近は、モグラ生活だったんですね。
このまぶしい日射しが映す、
山の光景、空気は、
私の中にとても強烈な印象として残っています。
東京の真ん中で暮らしていると、
普段は感じそびれてしまう自然の力。
自然の力が人に害をもたらすことがあっても、仕方ないこともある、
そんなことを思い出す日。