実を言うと・・

世界フィギュアが始まりましたね。


実を言うと私は、
フィギュアスケートを見るのが結構好きです。
とくに誰のファンでもないし、
選手の名前もよくわかりませんが、
テレビで放送されていると必ず見ます。


何に惹き付けられるのか。
その選手がスケートを単に技術的な習得にとどまらず、
スケートの魅力をどう捉えているのか。
そんな、演技の中に自然と表れてくる「スケート哲学」に
惹き付けられるのだと思うのです。
そして、自身のスケート哲学をすっかり昇華させ、
ゆるぎのなく自分のものにできている選手の演技であるほど、
たまらなく魅せられるのだと思います。
人の心に「美しいもの」として訴えかけるには、
ジャンプのような技術的なものだけでは語れないものが
やはり必要なのですよね。


フィギュアスケートのことを書きましたが、
器も、
そして他の分野でも、
すべて同じことが言えるのではないかと思うのです。
その作り手や選手など、
その人自身が感覚的にでも見つけた、
その人にとっての本質がゆらぎないものであること。
それが美しさの一つの条件ではないかということです。


いつも長い日記で、
そもそもいつも読んでくださっている方がいらっしゃるかどうか..
(これについては、だいぶ自信なし..)
いつも読んでくださっている方、ありがとうございます!
これからも、
嬉しい事があった日だけでもおつきあい頂けたら嬉しいです。