3つのおでかけ

先週6/7・8はお休みをいただき、ありがとうございました。
土日しか営業していない上、
そのうちの月1〜2回はお休みをいただく事が多いです。
空音HPから営業日をご確認いただければ幸いです。
今はこういうペースでの営業がふさわしいと確信(!)しております。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますよう、お願いいたします。


さていろいろな合間をぬって、この1週間に3つの展覧会に行きました。
久しぶりに興味深いなかなかの展覧会だったので、ご紹介いたします。

講談社 野間記念館★
竹内栖鳳と京都画壇」(〜7/21)
http://www.nomamuseum.kodansha.co.jp/
小さい美術館ながらとても見応えのある展覧会。
日本画の美しさに酔いしれることができます。
こじんまりしたテラスから、庭を眺めてゆっくりする事もできます。
都心にありながら、スズメが元気にチュンチュンないてます。


★国立近代美術館★
「建築がうまれるとき  ペーター・メルクリと青木淳」(〜8/3)
http://www.momat.go.jp/Honkan/Maerkli_Aoki/index.html
美術館の一室に、
ペーターさんのスケッチと青木さんの小さな模型とがならぶ、素敵な展示。
型にはまらず新しい試みを続け、建築をめぐる思索を深めてきたのを感じます。
とくに青木さんの住宅模型は、
おもしろい試みをしていながら、とてもミニマル。
建築でも他のものでも、哲学を感じるものは美しく、心惹かれます。


印刷博物館
「デザイナーの誕生:1950年代の日本のグラフィック」(〜7/6)
http://www.printing-museum.org/index.html
まだまだ情報が過多でない分、
レイアウト勝負の純粋なデザインが、逆に新鮮で力強い。
まだ形式や制約の少なかったよき時代の、
デザイナーたちの意気込みも感じます。
消費されるものであっても、よいものはよい。
素敵なデザインが多く、ずっと見飽きることのない展覧会です。