最近のこと

本日までの3周年フェアには、オープン当初から通ってくださる器人、最近通ってくださる器人、初めて遊びに来てくださった器人・・とたくさんの方にお会いでき、とても楽しい毎週末でした。本当にありがとうございます。改めまして、4年目空音もどうぞよろしくお願いいたします。


さて先日、手紙社さん編・著による「お店づくりのABC 小さな雑貨屋さんのつくり方」という本が辰巳出版さんより発売されました。
この度ご縁がありまして、弊店がこちらに掲載していただいております。小さいお店で大変恐縮なのですが、お店オープンまでの事、オープンしてからの事など、取材をお受けさせて頂きました。
各地のいろいろなお店も掲載、お店を開くまでのあれこれ(開店費用なども!)が詳しく紹介されています。私もオープンの前にこの本に出会いたかった。そんな内容です。
ブックデザインも凝っていますし、写真も素敵、そしてお店を持ってみたいなと思っている方の背中を押してくれる。頼もしい1冊です。
ご興味をもたれた方はぜひ、全国の本屋さんにて、ネット書店さんにて、お探しになってみてください。
http://www.amazon.co.jp



※ 8月23日の日記について追記:
とくに誤解は招いていないと思っておりますが、書き足りていなくて、追記を・・(お時間があれば読んでいただければ・・と)
都市開発賛成派でも反対派でもありません。戦後60年以上経った今の東京の姿というのは、「よりよい豊かな暮らしを」というただただ純粋な思いそのものなのだろう、と感じています。たぶん全体の計画性も明確な一貫したビジョンもないまま進んできた分、皮肉にも東京という街にあふれるその思いの純度が高くのだと思います。
だから、いびつで歪んでしまったものであっても、たくさんの人が純粋に思い描いたあこがれの形跡に違いはなく、一番熱気のあった時代のキラキラ感の跡が残り、今の東京の姿を否定することが全くできないのです。誰にでも、よりよい暮らしをしたいという思いはあるはずで、この街の姿に癒されてしまう理由の一つも、心象風景のような作用なのかなあと。
でももし、東京の姿を変えることができるのなら多くの方と同じように今と少しだけ違ったかたちを思い描き、思い描いたものが行き着く先を見てみたい気もします。