10-11 A/W



















先週末は、東中野のどこからか、お祭りの囃子が鳴り響いていました。
思えばオープン後何日か経った頃にも、お囃子のにぎやかな音が聞こえていました。
小さなお店にお客さまはほとんどおいでになることもなく、
お店ってこんなに孤独なんだなと思い、
その音だけがとても遠くで、空虚に響いていた記憶があります。


この4年間に何かのご縁で出会った皆さま方に、お礼申し上げます。


また4周年フェアの期間中、
まだまだ暑い中足を運んでくださった皆さまにも、
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
久しぶりにお会いできたとか、
何かあるごとにおいでくださるとか、
初めていらした方がゆっくり過ごしていってくださったとか、
そんな一つひとつのことを嬉しく感じています。



5年目に入り「Ku-ne10-11 A/W 」は
展覧会をいつもより多く予定しています。


どういう形で器をお伝えするのがよいのか考えた結果、
今は器についてできるだけフラットに、
広くお伝えしたいという思いがはっきりして、
それなら今は、
企画展や個展をやっていこうと決めました。


おいしさを引き立てるため隠し味が、
ちょっとうるさいよ、と言われないように力を尽くしたいと思います。
万が一、うるさいなと感じられましたら、
(おそらく私が申し上げるまでもないのですが、)
お口に合うところだけご賞味いただけたら幸いです。
そもそもの素材はいいものなのです。


一段と営業日が不規則となり、さらなるご不便をおかけいたしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。



また、このブログかサイトで、
「器ラボ(実験室)」を始める予定です。
器というのは、目に見えない良さ、手になじむ良さなどとよく言われます。
私もそういうものが好きです。
けれど、目に見えないものが時に不健康な世界を生み出すこともあります。
だから、できる部分は目に見えるかたちにしてみようという試みです。
頓挫してしまうかもしれませんが、会員募集中です。



●今後の展覧会
http://www.ku-ne.com/page/main/exhibition/1010/exhome1010.html