食べること好きな方、お集りください

「小谷田潤 冬の器展」が始まりました。
この展示は、作家ものとしてはとてもめずらしい、
直接オーブンや火にかけて使える器のみの展覧会です。


こうした器は、原料とする土が通常の器と異なっているので、
熱に耐えうるものとなっています。
火にかけられる器といえば、土鍋が一番オーソドックスですね。



ご飯を炊くのも煮込みにもよい丸鍋とスープや鍋料理によい鍋。
鍋の大きさも、いつもより小さめサイズも並びます。
通常の個展でもこれだけの種類の土鍋はなかなか見られません。
お探しだった方や迷われていた方、
今年は土鍋ご飯を始めてみようと思われていた方に、
ぜひご覧になって頂きたいなと思っております。






土鍋以外にも、想像以上にたくさんのアイテムが並んでいます。
イメージをふくらませながら、お選びください。
作家ものの器ならの柔らかさがあり、
工業製品よりも飽きずにお使い頂けると思います。






オーブンでおかずやお菓子を作りたい、大小のグラタン皿や四角のお皿。







ココットのほか、数は少ないですが小さい鍋もあります。
耐熱・耐火の器の良さの一つは、保温性も高く、
できたての料理を食卓まで温かなまま運んでくれることだと思います。
こんな器の展示の中にいると、もっとキーンと寒くなってくれてもいい、
と思ってしまいます。
寒い日にあたたかなご飯を囲む時間は、ささやかな幸せです。



そして密かにご好評を頂いているのが、オリジナルのミニレシピ集です。
”買うとついてくる!”
という大手メーカーのようなおまけですが(今日は写真を撮り忘れてしまいました)、
料理研究家の桑原奈津子さんなどにご協力を頂き、
手抜きなしで作りました。
レシピの掲載数は多くありませんが、どれも簡単でとてもおいしそうです。
店頭でサンプルをご覧いただけますので、どうぞおたのしみに。


展覧会は明日1月10日と、来週15・16日までです。
在庫がなくなってしまったものもございますが、こちらはご注文も承ります。
残りの期間中は、小谷田さんの土瓶でチャイをおいれしております。
寒い日が続きますが、暖かくしてお出かけください。