竹本ゆき子さん月間

先週は、竹本ゆき子さんから器が届きました。
器が届き段ボール箱をあけるときは、いつもわくわくします。


この器に料理を盛ってみたいとはやる気持ちをおさえながら、
常設展示の中に竹本さんのスペースを作りました。
こんな風です。今月いっぱいを目処に、ご覧いただけます。



竹本さんの器に魅かれるとき、
おいしい料理を作って盛りたいと自然に思います。
作り手がよい器とは何だろうと考え追い求めて生まれる器には、
使う私たちを何か惹き付けるところがあるからだと思います。
力強さの中に繊細な表情があり、
料理のたのしみは手応えのある器が一層に深めてくれる器だといつも感じます。


そんな竹本さんの器。届いたうちの一部をご紹介します。
●灰釉 7寸皿(直径約22cm×3.5cm)4620円
一見静かな灰釉の器ですが、光を受けて深い表情を見せてくれます。



●灰釉粉引 6寸鉢(直径約19cm、高さ約5.5cm)4410円
白化粧を施すことで、いつもの灰釉の若草色が明るく、ほんのりやわらかな表情に。




●灰釉粉引 4寸皿(直径約16cm、高さ約3cm)2625円
やさしいだけではない芯の強さも感じる、厚みのある表情が魅力です。
少しぐらつくお品もありますが、いろいろ手にして店頭でご確認ください。



●灰釉粉引 豆皿(直径約10cm、高さ約1.5cm)945円
4寸皿よりも少し黄みがかった仕上がりです。
今日はお菓子をのせてみましたが、飯碗のそばでちょこんと使えば素敵な脇役になってくれそうです。



この他にもいくつか鉢が届いています。
花粉症のみなさまにおかれましては(私も軽い花粉症です)、
お出かけに気苦労のある大変な季節ではありますが、
ぜひゆっくりと見にいらしてください。
3月は毎週末開きます。