春のティータイム

陽射しがまぶしくて気持ちがよいなと感じているうちに、
いつの間にか新しい月を迎えていました。
街のあちこちでお花見を楽しむ方の姿もちらほらですね。
桜がぽわんとしているだけで、この季節は気持ちがうきうきします。

先週の営業日は、入荷したばかりのteteriaさんの紅茶をいろいろ頂いてみました。
http://www.ku-ne.com/page/main/items/otherhome.html

teteriaさんのこのお茶初めてです、のディンブラ。
今回注文するまで、このお茶の存在自体を知りませんでした。

teteriaの大西さんから"よい意味で普通の紅茶"と
電話越しに説明してもらいました。
この日頂いてみて、なるほど。

実家には紅茶にまつわる話があります。
父親が母親とのお見合い？の時に「ロシアンティーが好き」と言ったそうなのですが、
本当は渋いのが好きではなくて、紅茶を飲めなかったのです。
今でもティーバッグの紅茶ですら、ほんの数秒抽出できたかできないかの状態で取り出してしまう程。
そんな話をふと思い出し、軽めの渋さで誰にも好まれそうなくせのないおいしさと感じました。
紅茶がお好きな方はもちろんのこと、普段紅茶を飲み慣れない方にもおすすめできそうです。

こちらはスリランカのヌワラエリア。

「淡い琥珀色がきれいです」というコメントのように、いい色。
渋みもありますが繊細で、いつもと少し違うお茶の時間が味わえそう。
ぜひ口の広いティーカップで、紅茶のきれいな水色も味わってください。
水出しもできるそうなので、暖かな日が増えてきても簡単にたのしめるのも嬉しいです。

そしてミントティー。台湾の烏龍茶とミントのブレンドです。

初めてこの特別感のあるお茶を頂いた時、
身体にも気持ちにもすーっと入っていくような透明感に心奪われました。
２つのお茶が出会って、
お互いの強さが消され良いところがくっきり残っているように思います。

１箱２０gなので、
５０g入りの他のお茶に比べると、少なく感じられるかもしれませんが、
（他のお茶は茶葉５g×熱湯３６０ccに対して、）ミントティーは茶葉３g×熱湯３６０cc 。
烏龍茶なのでひらきます、ひらきます。

１箱で６回ぐらいお召し上がり頂けます。

teteriaさんの定番・アッサムは、私の毎日に欠かせないものになっています。
しっかり渋いですが、嫌な渋みが残らず、
まったく飽きがこずにたくさん飲めて、本当にほうじ茶のようです。
時々飲みきってしまった時に他のものに手を出したりしますが、
なかなかこれというものがなく、久しぶりにこのお茶に戻るとほーっとします。

みんな大好き、定番のミルクティーもあります。

お試しになりたいお茶がありましたら、ぜひ店頭でお気軽にリクエストください。
いつものお茶の時間に、お好みの味を見つけて愉んでくだされば嬉しいです。

また今月か来月頃、西本良太さんの木の作品も入荷予定です。
器も冬眠していたものが少しずつ店頭に並び出しています。（←こちらはお天気と気分次第です。）
お時間ありましたら、お散歩がてらのぞきにいらしてください。

今週末はお花見などよさそうですね。
皆さま、どうぞ春らしい穏やかな週末を。